室内・不動産写真に最適な焦点距離は?
室内や不動産の撮影では、フルサイズで16〜24 mmなら、それより広角で起きる引き伸ばされた見え方なしに部屋全体を写せます。APS-Cでは約10 mm〜16 mm、マイクロフォーサーズでは8 mm〜12 mmです。
センサーサイズ別のおすすめ焦点距離
各行の先頭はフルサイズの焦点距離で、続いて小さいセンサーでほぼ同じ範囲が写る焦点距離を示しています。近い焦点距離の一般的なレンズがある場合はその焦点距離を挙げ、写る範囲が異なるときはフルサイズでの換算値を添えています。
| フルサイズ 1x | 向いている用途 | APS-C 1.5x | Canon APS-C 1.6x | マイクロフォーサーズ 2x |
|---|---|---|---|---|
| 16 mm | 部屋の隅から部屋全体を | 10 mm 15 mm相当 | 10 mm | 8 mm |
| 24 mm | 広めの部屋を自然な見え方で | 16 mm | 16 mm 26 mm相当 | 12 mm |
| 14 mm | 浴室やごく狭い部屋 | 10 mm 15 mm相当 | 9 mm | 7.5 mm 15 mm相当 |
| 35 mm | ディテールと部屋の一角 | 23 mm | 23 mm 37 mm相当 | 17 mm 34 mm相当 |
これらの焦点距離を選ぶ理由
部屋は狭いので、広い画角が必要です。3 m先で、16 mmは約6.8 × 4.5 m、24 mmは約4.5 × 3.0 mが写ります。部屋の隅や戸口から撮れば、16 mmで部屋のほとんどが収まります。
約16 mmより広くなると、端の家具が引き伸ばされ、部屋が実際より広く見えます。これでは内見に来た人をがっかりさせてしまいます。カメラは胸の高さあたりで水平に構え、壁が垂直に写るようにしましょう。
24 mmと35 mmは、部屋の一角、キッチン、ディテールに使います。セッティングされたテーブル、暖炉、ドア越しの眺めなどです。実際にその部屋にいるときの印象に近く写ります。
これらの焦点距離を実際に撮る場所で試すなら、Prospekt(App Storeでは「レンズシミュレーター: Prospekt」)がiPhoneをあなたのカメラボディのファインダーに変えます。ボディと14〜300 mmの焦点距離を選ぶと、そのレンズで写る範囲が画面に表示されます。iPhoneアプリ、¥600の買い切りで、サブスクリプションはありません。
よくある質問
不動産写真に16 mmは広すぎますか?
いいえ、16 mmが一般的な選択です。フルサイズで水平画角は96.7°です。約14 mm(104.3°)より広くなると、端の引き伸ばしで部屋が実際より広く見えてしまいます。
APS-Cで不動産写真に最適なレンズは?
10-18 mmや10-20 mmなど、10 mmから始まる広角ズームです。1.5xのカメラでは、10 mmは15 mm相当、16 mmは24 mm相当です。Canon APS-C(1.6x)では、10 mmは16 mm相当です。
幅4 mの壁を収めるには、どのくらい下がればいいですか?
フルサイズでカメラを横位置に構えた場合、16 mmなら約1.8 m (5.8 ft)、24 mmなら約2.7 m (8.7 ft)です。たいていの部屋は戸口や隅からそのくらいの距離がとれるので、16〜24 mmが定番の範囲になっています。