風景写真に最適な焦点距離は?
風景では、フルサイズの24 mmが最もよく使われる広角の焦点距離です。16 mmは迫力のある前景に向き、70 mm以上なら遠くの丘や山並みの重なりを切り取れます。APS-Cでは16 mm、マイクロフォーサーズでは12 mmが24 mm相当です。
センサーサイズ別のおすすめ焦点距離
各行の先頭はフルサイズの焦点距離で、続いて小さいセンサーでほぼ同じ範囲が写る焦点距離を示しています。近い焦点距離の一般的なレンズがある場合はその焦点距離を挙げ、写る範囲が異なるときはフルサイズでの換算値を添えています。
| フルサイズ 1x | 向いている用途 | APS-C 1.5x | Canon APS-C 1.6x | マイクロフォーサーズ 2x |
|---|---|---|---|---|
| 24 mm | 前景を入れた広い景色 | 16 mm | 16 mm 26 mm相当 | 12 mm |
| 16 mm | 迫力のある前景と広い空 | 10 mm 15 mm相当 | 10 mm | 8 mm |
| 35 mm | 肉眼に近い、落ち着いた眺め | 23 mm | 23 mm 37 mm相当 | 17 mm 34 mm相当 |
| 70 mm | 遠くの丘、山並みの重なり、ディテール | 50 mm 75 mm相当 | 44 mm | 35 mm |
これらの焦点距離を選ぶ理由
24 mmは水平画角73.7°の広い景色を収めながら、地平線を遠くに押しやりすぎません。カメラの近くに目を引くものを置けば、視線を写真の奥へと導いてくれます。
水平画角96.7°の16 mmは距離感を誇張します。1 m先の岩は大きく、その後ろの山は小さく写ります。力強い前景があれば見事な写真になりますが、なければ間延びした写真になります。
長いレンズはその逆です。100 m先で、70 mmは幅約51 m、200 mmは約18 mの範囲を写すので、1つの丘や1本の木、遠くの尾根の重なりを切り取れます。多くの風景写真家が16-35 mmと70-200 mmのズームを持ち歩くのはそのためです。
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よくある質問
風景に24 mmは十分広いですか?
たいていの場面では十分です。フルサイズで水平画角は73.7°です。大きな前景や空全体を入れたいときで、前景に近づけるなら16 mm(96.7°)を使いましょう。
APS-Cで風景に最適な焦点距離は?
24 mmの写りなら約16 mm、16 mmなら10 mmです。マイクロフォーサーズでは12 mmと8 mm。APS-Cで18 mmから始まるキットズームは広角端で27 mm相当なので、それほど広くはありません。
風景写真に望遠レンズは必要ですか?
最初は必要ありませんが、あると役立ちます。広角レンズでは遠くのものが小さく写ります。100 m先で24 mmは幅約150 m、200 mmは約18 mの範囲を写すので、望遠なら遠くの山頂がフレームのずっと大きな部分を占めます。